台所の蛇口の腐食は、放置すると水漏れや蛇口の折れ、さらにはシンク下の土台(背板)の腐食といった深刻なトラブルにつながるため、早めの対処が必要です。
<腐食の主な症状と原因>
①青いサビ(緑青):蛇口の材質である真鍮(銅合金)が酸化して発生します。無害とされていますが、放置すると蓄積 して取れにくくなります。
②赤いサビ(赤水):給水管や継手の鉄が酸化したものです。蛇口から赤い水が出る場合は、内部の腐食が進んでいる可
能性があります。
③蛇口のぐらつき :蛇口とシンクの隙間から水が入り込み、シンク裏の固定板(木材)が腐食して土台が緩んでいるサ
インです。
④表面のメッキ剥がれ:経年劣化や掃除用洗剤(塩素系など)の影響でコーティングが剥がれ、内部の金属が露出して腐
食が加速します。
<自分で行える対処法>
①青サビの除去:歯ブラシに歯磨き粉を付けて磨くと効果的です。落ちにくい場合はラップでパックしてから磨くと取れ
やすくなります。
②赤サビの掃除:蛇口の吐水口(フィルター)にサビが詰まっている場合は、取り外して歯ブラシなどで掃除します。
③メッキ剥がれの保護:剥がれた部分で怪我をしないよう、必要に応じて防水テープ等で一時的に保護しますが、基本的
には本体の交換時期です。
<交換の目安と判断基準>
蛇口の一般的な寿命は約10~15年です。以下のような場合は修理ではなく交換を強くお勧めします。
①蛇口本体がぐらぐらしており、シンク裏の板が腐っている。
②本体から常に水が滲み出ている、またはレバーが異常に固い。
③メッキが激しく剥がれ、金属の腐食により本体が細くなっている。
腐食がシンク下の木材まで及んでいる場合、蛇口を交換する際に補強板の設置などの追加工事が必要になることがあります。
蛇口の設置年数や、シンク下の湿り気の有無を一度チェックしてみませんか?