メーターボックスとは、電気・水道・ガスのメーター(計器)をまとめて収納するスペースのことです。
「水道メーター」は「量水器」と書かれた「メーターボックス」の中に入っています。
検針員がメーターを確認をしやすくするため、戸建てでは玄関脇の地面や駐車場の地面に埋められています。マンションなどの集合住宅では、玄関脇の共用部分に設置されていることが多いです。間取り図では「MB」と表記されることが一般的です。
<主な特徴と役割>
①検針のしやすさ:
ガス会社や電力会社、水道局の検針員が容易にメーターを確認できるよう設置されています。
②機能性:
水道管の元栓や、万一の水漏れ・ガスが止まった際に確認できる機能も備わっていることがあります。
③共用部分または専用部分:
マンションなど集合住宅では共用部分に設置されることが多く、戸建てでは敷地内の専用部分に設けられます。
④間取り図での表記:
間取り図で「MB」と記載されていれば、そこがメーターボックスです。
<注意点>
①プライバシーと防犯:
外部の人間の出入りがあるため、メーターボックスの中に貴重品などを置かないようにしましょう。
②片付けと整理整頓:
メーターの検針に支障がないよう、物を置いたりして塞いだりしないようにする必要があります。
③緊急時の活用:
水漏れやガスの供給停止などの際にメーターを確認し、応急処置をする際に使用できます。