洗面蛇口・排水部品交換 さいたま市浦和区 K様邸

こんにちは!!
さつき水道サービスです!!

今回は、さいたま市浦和区のK様邸から「洗面台下の止水栓ハンドルが回らなくなった」とのご依頼をいただき、お伺いいたしました。
築30年程のマンションで、ご入居されてから一度も回したことがなく、お掃除の際になんとなく回そうとしたところ、異変に気付いたということです。

それでは、早速ご覧いただきましょう!!
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こちらが洗面台下の様子です。
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点検したところ、止水栓のネジ口が固着して回らない状態でした。
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止水栓の点検時に、排水トラップの錆も確認。水漏れも少し起こっていたので、状態で言ったらこちらの方が緊急性が高い内容です。


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こちらの排水トラップはポップアップ式と言って、写真中央にある引棒が蛇口に接続されていて、、、
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蛇口の後部にあるレバーを上げ下げして洗面ボウルに水を張る、流すを操作するタイプになります。
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洗面蛇口も綺麗にお使いでしたが、下吐水型と言って、2000年4月以降に廃止になっているタイプでした。短く見積もっても25年以上はお使いで、今現在も水漏れなく使っているとのことですが、排水トラップに接続している引棒が固くて動かなくなっているということで、この機会に排水トラップと合わせて交換することになりました。


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まずは排水トラップから外していきます。内部の劣化もかなり進んでいました。

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蛇口と排水トラップを取り外します。
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長年の使用でたまった汚れを綺麗に拭き取ります。
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当初の目的であった止水栓を交換します。
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排水トラップも新しいものに交換します。
今回はワンプッシュ式と言って、引棒ではなく、蛇口に接続したワイヤーで簡単に排水の開閉ができるタイプにしました。
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続いて蛇口交換です。上吐水(レバーを引き上げて吐水)になりました。
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排水トラップと蛇口をワイヤーで接続して完成です。
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新しい蛇口は先端の角度が変えられるタイプになりました。
洗面ボウルのお掃除が楽にできるのと、排水の開閉が蛇口の後ろをポンと押すだけで開閉できるので、楽に開閉できるようになった、とご満足いただけました。


排水トラップの役割について!!

排水トラップとは、排水管内に水を溜め、下水道からの悪臭や害虫の侵入を防ぐための水封の構造のことです。排水管の一部を曲げたり、専用の器具を設置したりして、常に一定の水位を保つことで、排水管の奥とシンクなどの排水口の間に水が隔てられ、悪臭や害虫が侵入することを防ぎます。

<排水トラップの主な役割>
・悪臭の遮断:下水道からの悪臭が排水管を通ってシンクなどに侵入するのを防ぎます。
・害虫の侵入防止:害虫やネズミなどの侵入を防ぎます。
・衛生的な環境の維持:シンクなどの水回りエリアを清潔に保ちます。
トラップにはさまざまな種類がありますが、発生する不具合や故障はすべて同じです。
この後解説するような症状が出ているときには、修理を検討しましょう。

①封水が臭う
配管の底に封水が溜まるタイプは、封水の部分に汚れが沈殿しやすいです。汚れが腐敗し菌が繁殖すると、排水口から嫌な臭いがするようになります。
改善には、封水の中にある汚れを掃除して取り除かなくてはなりません。排水口や配管を掃除して改善できれば問題ありませんが、掃除してもうまくいかないときは、配管を取り外して掃除します。
家庭でもできますが、安全性を重視するなら業者に依頼した方がよいでしょう。ただ、配管の分解は業者が行う掃除の中でも費用が高額になりがちです。できるなら、症状が出る前に対策しておきたい不具合と言えます。

②封水がなくなる
封水が蒸発したり、集合住宅で大量の水が流されてサイホン現象が起きたりすると、封水がなくなります。封水がないと下水から悪臭や虫が上がってくるため、修理が必要です。
蒸発やサイホン現象によって封水がなくなった場合、水を流せば再度封水が溜まるため、改善できます。しかし、配管のゆるみやヒビにより封水が漏れ出ている状態だと、水を流してもすぐになくなってしまいます。
他に故障があり封水がなくなっている場合は、故障を修理しない限り改善できません。何度も封水がなくなる事態が発生しているなら、配管周りの故障を疑いましょう。

③トラップに汚れが詰まる
中に汚れが詰まり、配管が塞がれると水が流れなくなります。逆流や悪臭などの症状だけでなく、最悪の場合、配管も故障するため、早急な修理が必要です。
掃除やラバーカップなどの道具を使って修理できる範囲なら家庭でも対応できますが、家庭で修理しても改善できない場合は、業者の力を借りなくてはなりません。
詰まりの場合も、最悪配管を外すなどの大掛かりな修理が必要になります。このような事態を引き起こさないためにも、配管は定期的にきれいにしましょう。

普段のお手入れ方法について!!

悪臭や詰まりなどのトラブルを避けるには、普段からメンテナンスすることが大切です。家庭でもできるお手入れ方法をご紹介するので、定期的に実施してください。

①排水口とともに掃除する
トラップのトラブルは、排水口から流れてくる汚れにより引き起こされています。トラブルを防ぐには、掃除してゴミが溜まらないようにすることが大切です。特に、お風呂場や洗面台・キッチンは汚れが溜まりやすいため、週に1回は掃除しましょう。
髪の毛などの汚れを取った後、配管に流してしまうと意味がありません。掃除の途中でとったゴミは、ごみ袋などに捨てましょう。ゴミを取るだけでなく、排水口のパーツも洗剤とブラシで洗ってください。

②お湯を定期的に流すようにする
配管にこびりつく汚れは、油やせっけんカスなどお湯に溶ける汚れが多いです。定期的にお湯を流すようにすれば、汚れがこびりついても洗い流せます。排水口には、定期的にお湯を流すようにしましょう。

③パイプクリーナーを使う
お湯を流す習慣とともに有効なのが、パイプクリーナーです。配管内の汚れを溶かして落としてくれるため、配管内にゴミが詰まるのを防いでくれます。
使い方は製品により細かい部分が異なりますが、多くの場合配管内に1回分の薬剤を注ぎ、ある程度時間が経ったら洗い流すだけです。
とても簡単ですが、使用時にはいくつか注意しなくてはならない点があります。パイプクリーナーは、トイレ・お風呂・キッチンで使える製品がそれぞれ異なります。パッケージには効果のある汚れが記載されているので、必ず確認しましょう。
パイプクリーナーは強力な薬剤を使っています。使用時は肌や粘膜に薬剤が付かないようにご注意ください。使用中だけでなく、使用後も喚起をしましょう。

※今回は「洗面台下の止水栓ハンドルが回らなくなった!!」ということでご依頼いただき、洗面蛇口と排水部品を交換させていただきました。
ピカピカになった蛇口と排水トラップを見て、これでもう安心して使えると大変喜んでいただけました。


<使用部材>
TLHG31DEFR(1ホールエコシングルプッシュアップ式)
TLDS2201JA(排水トラップ・プッシュアップ)
V21AD-2-13 2個(ストレート止水栓)
AL40-25/32(防臭栓)
施工場所
さいたま市浦和区 K様邸
施行日
2025年4月18日
工事内容
洗面蛇口・排水部品交換
施工期間
2時間
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