2021/7/10 勾配って大事ばい!


こんにちは、サービススタッフの一戸(いちのへ)です。社内では「ノヘさん」と呼ばれています。
お客様からも気楽に呼んで頂けると嬉しいです^^
 
さて今回はトイレ排水管の交換工事をご紹介します。
最初のお客様からのご依頼は「1階トイレの水が流れない」との内容でした。

調べてみると1階の浴室、洗面所、キッチン、2階のトイレの排水は全て家の外周を通っている埋設の排水管に繋がっていました。
それに対して1階のトイレの排水のみ単独で1階の床下で露出配管にて外の枡に繋がっていたのですが、その枡が完全に詰まっていました。


床下に潜らせてもらい、その露出配管に水平器を当ててみると全く勾配が取られていませんでした。


*今回のトラブル原因
通常、排水管は流れを良くするために上流側から下流側にかけて下がり勾配がついています。

以前は水の流れが多い和式トイレだったので、その時は勾配がなくても詰まることはなかったそうです。
1年前に水量の少ない節水型の洋式トイレに替えたそうなので、それが詰まりの原因かと思われます。


現地調査の末にノヘから提案させていただいたのは、露出配管をやめて1階トイレの排水も家の外周を通っている埋設管に繋げるという方法です。


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それで詰まりが解消されるのならとお客様からも了承がいただけたので、早速工事日程の打ち合わせをさせていただき、数日後に工事を行いました。

今回の工事日程は1日となります!

工事開始!

【画像】便器を外した所です。
【画像】便器がついていた床部分を開口した所です。床に穴が空き、配管がむき出しに見えます。

便器を外してその下の部分を開口し、既存の配管は切断して蓋をします。
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【画像】モルタル補修を行った所です。


新しく排水管を組んで家の基礎部分に穴を開けて管の先端部分をその先に出します。

外に出した排水管と家の外周を通ってる埋設の排水管を繋いで接続部分に点検口を設けます。

既存コンクリートをはつり、掘削した部分にはきちんとモルタルで補修します。
【画像】クッションフロアを貼った所です。開口した床を塞いでいます。
【画像】トイレ一式を設置した所です。


トイレの中は開口した部分を塞ぎ、クッションフロアを張り直して、便器を戻し、工事完了となります。


しっかり勾配が取れている埋設管に繋ぐことにより、今後は詰まりの心配はなくなりますね。

工事を一日で完了できたことも、お客様に大変喜んでいただきました!
当社自慢の工事部のみなさんにも感謝ですヽ(^o^)丿



トイレの不具合については毎日たくさんのご依頼を頂きます。詰まりや水漏れには実は色々な原因が隠れています。
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